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ボーカルの録音

最後のお楽しみはボーカルの録音です。


その前に、私のバンドでは楽器の音全てを一旦ミックス・ダウンしてカラオケ状態の音源を作る事をここでやってしまいます。裏トラックに一旦楽器の音を避難させてコピーしておけば後からでもカラオケづくりのやり直しはできますから、ボーカルの録音作業の作業性を上げるためにこの段階で行なっています。


具体的には、1~6トラックまでにドラム、ベース、その他の楽器の音が入っている状態から(一旦1~6トラックを裏の9~14トラックあたりにコピーしておきつつ)7&8トラックにエフェクト、イコライズ、音量調整などを済ませた1~6トラックの音をバウンス(ピンポン)してしまうのです。

なんだかヤヤコシイですが要するに、7&8トラックにカラオケを作って、1~6トラックを空きにするという作業です。こうする事によって1~6トラックを自由に使えますから、誤って大事な楽器のトラックを上書きしてしまうという事故を防げるんです。


さて、実際の作業ですが必ずしもスタジオでやる必要はありません。歌っても近所迷惑でない場所で、ある程度デッドな(=反響が少ない)空間ならいいんです。

そんなわけでウチのバンドではボーカルの録音はカラオケボックスで行なっています。近所に超安いお店があり、タダ同然だからというのが理由です。スタジオだと個人練習扱いでも1時間800円~1,000以上かかる場合が多いんですが、その店は300円くらいです。

もちろん、機材とマイク持ち込みになりますからお店の人には予約の段階でちゃんと許可を取っていますよ。


ちなみに、テレビや写真などで見たことがある人も多いと思いますが、歌手の口の前にある金魚すくいのアミみたいなアレポップガードといいます。マイクを吹いてしまって「パ行」の音などで「ボフッ!」と鳴るのを防止する道具です。

多分市販されていますが、買う必要はないです。針金と薄い布(ストッキングとか)やティッシュなどで自作すればじゅうぶんです。マイクの前に大きいクリップで固定すればOKです。針金ハンガーを伸ばしたり曲げたりすれば簡単につくれます。


さて、実際の録音での究極のお役立ちテクニックを紹介します。いや、究極は言い過ぎですね(笑)。特に高度な事でもありませんし、初心者以外の方にとっては常識かもしれませんが、知っているのと知らないのではエライ違いというポイントです。


一つ目はダブルトラックです。これは同じメロディーを2度歌って重ね録りする方法で、力強さと独特の効果が出ます。プロの楽曲にもダブルトラックを使っている曲はけっこうあるので気をつけて聴いてみてください。

ビートルズのYou Won’T See Me(アルバム「Rubber Soul」収録)のメインボーカルパートなんかはとてもわかりやすいダブルトラックの例ですね。機会があったらぜひ聴いてみてください。

素人バンドの場合、ダブルトラックを使うとなんとなくプロっぽい(笑)という効果があります。ただし、2度歌いの両方のピッチがあまりにズレていると聞き苦しくなりますから注意しましょう。

また、ダブルトラックをコーラスのハモリに使うとかなり重厚なコーラスになります。2声コーラスならダブルで4音、3声コーラスならダブルで6音使いますが、その効果はてきめんです。


二つ目はエフェクトについてです。ボーカルにエコーやリバーブなどのエフェクトを掛けるとこれまたなんとなくプロっぽいのでいいのですが、オススメはリバーブじゃなくてエコーの方です。

リバーブとエコーの違いは、リバーブはお風呂とかカラオケのあの感じで、よっぽど上手に使わないとかえって素人臭くなります。

エコーの方はジョン・レノンが大好きなアレです(笑)。ピンとこない方はジョン・レノンの「Rock ‘n’ Roll」というCDを聴いてみてください。1曲目の「Be-Bop-A-Lula 」からほとんど全部エコーで、エコーとは!のサンプルとして通用するくらいのコテコテのエコーです。(ショート・ディレイなんていうエフェクトもエコーとほぼ同じ効果があります。)


その他エフェクト系で面白いのはパン・ディレイ(左右に音を振りながら遅れてヤマビコ状の残響が鳴る)なんかも使い方次第では面白いですね。ただ、エフェクト関係はあまり使いすぎたり、的外れなところで使うとかえってダサいので注意です。


ちなみにダブルトラックやエフェクトはボーカルだけじゃなくて楽器にかけても面白い効果が得られる場合がありますので、レコーディングに慣れてきたら色々試してみましょう。ギターのダブルトラックや、ドラムの浅めのディレイとか、案外使えるものは多いです。




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