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ドラムの録音

まず最初にドラムの録音です。録音は貸しスタジオに行って行います。


最初にマイクセッティングです。ドラムスセットには、基本的な構成でもバスドラム、スネアドラム、タム×3、ハイハット、クラッシュシンバル×2、ライドシンバルとこれだけたくさん音を出すものがありますから、マイクで拾うのも大変です。

ちなみにマイクスタンドは必ずブームのものを使います。ブームというのはストレートと違ってスタンドの棒(?)を真ん中で折って固定する事ができるタイプの事です。それにしてもひどい絵ですけど、初心者だけど画家になりたい!のサイトじゃないので…(笑)

ブームのマイクスタンド
ブームのマイクスタンド

ドラムの前にマイクを1本立てて録音というわけにはいきません。なるべくたくさんのマイクを立てて録音する必要があるんです。理想は1個のタイコやシンバルに対して1本のマイクですが、それはなかなか大変なのでもう少し簡単にしたセッティングを紹介します。


バスドラムは、ドラムヘッドの穴にマイクを突っ込んでしまいます。あまり奥まで入れないでいいです。マイクの頭が入っていればOKです。

スネアドラムは、スネアドラムの打面にマイクを向けるのですが、マイク位置をハイハットとの間にして両方一緒に拾わせます。

バスドラムの上にくっついているタム2つは2つのタムの間にマイクをセットして両方同時に拾わせます。フロアタムとライドシンバルも間にマイクをセットして兼用させます。

クラッシュシンバルは2枚のシンバルの間、やや上にエアマイク的にセットします。

ドラム録音のマイクセッティング位置
ひどい絵というのはこの際置いといて、赤いのがマイク位置の目安です。クラッシュシンバルの上のエアは2本くらいあってもいいかもしれませんが、とりあえずこの5本セットすればOKです。せまいスタジオだとマイクスタントがゴッチャゴチャになりますので計画的にセットしましょう。


次にミキサー接続と入力音量の調整です。スタジオ備え付けのミキサーを使います。

まず、ミキサーの右チャンネルのOUT、左チャンネルのOUTからMTRの1トラック、2トラックの入力へそれぞれ接続します。ミキサーの右チャンネルから出た音を1トラックに、左チャンネルから出た音を2トラックに録音できるようにするのです。


そしてドラムにセットしたマイクをミキサーに接続するのですが、それぞれのマイクシールドをミキサーに繋いでいく際に、ミキサーの各チャンネルにフセンを貼って「バスドラム」「スネア&ハイハット」などと書いておくとわかりやすくてラクです。


そして、ミキサーのチャンネルのうちスネア&ハイハットのマイクをPANで右一杯に振ります。そしてバスドラムのマイクはPANで左一杯に振ります。

その他のマイクはどちらでもいいのですが、後でバランス調整をする際に右に振ったチャンネルの音はスネアの音量とセットで調整することになり、左に振ったチャンネルの音はバスドラムとセットで調整することになります。(できれば全チャンネルバラバラに調整したいのですが、2チャンネル同時録音機材の限界です)

ドラム録音のミキサー・MTR接続


ここまでのセッティングが済んだら、それぞれのマイクについて実際に音を出して入力音量をチェックするのですが、ドラムの音はバカでかいのでいきなり音をミキサーに入れてしまうと入力レベルが高すぎた場合ミキサーを破損する恐れがあります。

※ドラムを録る場合は基本的にPADスイッチ(入力レベルを押さえるスイッチ)があればONにしてください。

そしてMTRにヘッドフォンを繋いで音を聴きながら、徐々にミキサーの音量を上げて行って調節をします。演奏で使う一番強い叩き方でpeakランプが光らないギリギリまで上げていきます。最後にMTR側で入力レベルを調整、こちらもpeakギリギリまで上げます。

この作業を全てのマイクについて行います。慣れないとここまでの作業に1時間以上は軽くかかりますから覚悟してくださいね(笑)。


ここまで終わったら、今度はバランス調整です。ライブのリハと同様に全部のタイコを叩く事を心がけて実際にドラムを叩き、それをテスト録音してください。MTRにつないだヘッドフォンでのモニターだけだと、スタジオ内で鳴っている生音も聴こえてしまうので、録音したものを再生して聴いてバランスのチェックをするんです。

再生して聴いてみて、1トラック(スネアのトラック)と2トラック(バスドラムのトラック)のバランス調整も試してしてうまくいかない場合は、ミキサー側のバランス調整をやり直します。トラック内でのバランス調整はこのタイミングまでしかできませんから、納得いくまで調整します。逆にトラックが分かれている音については後からいくらでも調整がききます。

それから当然の事ですが、比較的近いマイク同士は近所の音も拾いますし、エアマイクは全部の音を拾いますから、その事を念頭に置いて調整するとはかどります。


さて、これでようやく準備完了です。このようにドラムの録音は一番大変なのです。全工程の労力のうち8割をここで使います

後はどんどん曲を録音していくだけですが、他の楽器があった方が叩きやすいと思うのでベースも一緒に演奏しながら録音するといいです。ベースアンプは聴こえるギリギリまで音を小さくし、マイクの方を向けないようにします。ホンの少しだけマイクが拾ったベースの音が録音されてしまいますが、ほぼ聴こえない程度ですし他の楽器を入れた段階で完全に掻き消えるので気にしなくていいです。

それから、全ての曲でちゃんとカウントを入れる事を忘れないでください。カウントは最後に消せますし、カウントが入っていないと他のパートを録音するときに入れませんからね。イントロが他の楽器から始まる曲の場合は、イントロの長さの分カウントを入れ続けます。


せっかく苦労してセッティングしたのですから、なるべくたくさんの曲を録っておくといいです。それから当然ながら後片付けにも時間がかかりますからスタジオ予約自体を長めに取って、撤収も早め早めを心がけましょう。

私のバンドの場合は、ドラム録音はプレイヤー+セッティング手伝い2人くらいで5時間ほどかけて10曲分くらいという目安で行なっています。




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