初心者だけどバンドやりたいトップ

ライブの一日の流れ

ライブ当日はどうすればいいの…? 今回は一般的なライブの一日の流れを説明します。ここでは最も一般的と思われるブッキングライブ※(詳細は別項で)の場合を例に取ります。(その他の形式のライブでもだいたい同じです。)

※ブッキングライブ=ライブハウス側がスケジュールしてくれた他のいくつかのバンドと一緒に一日のライブをやる形式のライブ。


【ライブハウス入り】
集合の事を「入り」と言います。集合時間は入り時間です。「いり」「いりじかん」と読みます。「ハイリ時間何時?」などと間違ったギョーカイ用語を使わないよう注意しましょう。

遅れないようにしましょう。ちょっと遅刻するくらいがロックンロールだ!などと勘違いしないようにしてください。宮本武蔵じゃあるまいし、遅れて損する事はあってもトクする事はありませんから。


また、演奏を撮影してDVDにしてくれるライブハウスも多いですから頼んでおいてもいいでしょう。


さて、多くのライブハウスで、セッティング表の提出が必要です。セッティング表とは、曲順、使用楽器・機材、照明のリクエストなどを記入して提出する表です。早めに出しましょう(郵送で前もって提出の場合もあります)。

セッティング表は、バンド名や曲目リストなどは配布された用紙のフォーマット通りに記入でOK。使用機材の欄は図で書くのが普通ですから、少し書き方を予習しておきましょう。

記入例
セッティング表
左にベースアンプ、右にギターアンプ2台、さらに右にキーボード、マイクは前に2本とキーボードの前に1本という編成の場合です。

Ba=ベースアンプ、G=ギターアンプ、Dr=ドラムスセット、Key=キーボードで、マルに矢印=マイクを表す記号です。アンプは種類が複数ある場合は使いたい機材の機種名を書いておきます。

アンプなどの置き位置は自由に変えてもらえる場合と、備え付け位置のまま使う場合とがあります(ライブハウスの人に確認)。後者の場合、セッティング表は既に機材は書きこまれていてそれに丸をつけるだけでOKの場合が多いです。

要はライブハウスの人が準備などを円滑に行うためのものなので、伝わるように書けばOKですし、書き方がわからない場合は遠慮なく質問しちゃえばいいです。


【説明】
ライブハウスの人が日程や注意事項などを説明してくれます。荷物の置場や楽屋などについても説明があります。ここでバックステージパスが配られます。これは関係者以外立ち入り禁止の楽屋などに入れるパスで、カードみたいなものやシール状のものなどライブハウスによって色々です。


【リハーサル】
リハーサル(リハ)と言っても、練習ではなくて音の調整です。一般的なライブハウスでは、ボーカルマイクだけではなくてドラムやギターアンプなど全てにマイクを立てて、その音をミキサーで調整してスピーカーから出しますから、その音量、音質、バランス調整を前もってやる事が目的です。

リハは大抵、本番の出番の逆順で行います(逆リハ)。自バンドのリハの順番になるまで空き時間なので、他のバンドのリハを見てもいいし、休憩しててもいいです。

さて、自分のバンドのリハです。時間に遅れないよう、前もって楽器のセッティングなどを済ませておきましょう。リハも1バンド何分と決まってますから、モタモタしていると調整が不十分で本番をやるハメになります。ライブハウス側にも迷惑をかけます。


リハの流れはこんな感じです。言葉でクドクド書くよりもわかりやすいので、ドキュメント風で。青字がライブハウスの人の言葉、赤字がバンド側の行動や言葉です。

ライブハウスの人(以下ラ)
「はい、ドラムさんキック(バスドラム)ください」

どん・どん・どん…
ラ「OKです。次、スネアください」
ばん!ばん!ばん!…
ラ「はいOKです…」
以降、タムなど全てのタイコのサウンドチェック
ラ「じゃあ、全体で叩いてみてください」
普通に叩きます。サウンドチェックなので、タムをドコドンドコと回したりフロアタムやライドシンバルで刻むパターンなどを入れて全部のタイコを叩くようにしましょう。
ラ「OKです。次、ベースさん音ください」
ぼーんぼーんぼろべぼーん…
ラ「OKです。他に使う音ありますか?」
エフェクトをかけたり、違った音色が出てくる場合はその音についてもチェックしてもらいます。
という調子で、ギターやキーボード、ボーカルもサウンドチェックしてもらいます。
ラ「じゃ、曲でお願います」
曲を演奏します
フルコーラス演奏する必要はないです。それってちょっと寒いです。曲の半分くらいでストップでいいです。


【チェックポイント】

【中音チェック】
中音(なかおと)とは、ステージの中で聴こえる音の事です。自分の音、みんなの音がよく聴こえるかチェックです。特にベースとドラムはお互いの音がよく聴こえるようにチェックします。ボーカルも自分の声が聴こえないと大変な事になりますから注意。

聴こえづらかったら、「~の音がよく聴こえません」と申告して調整してもらいます。逆にある音が大きすぎるというような場合も同様に申告して調整してもらいます。

【外音チェック】
外音(そとおと)とは客席で聴こえる音で、お客さんに聴かせる音です。リハの時は楽器やマイクを持ったまま客席に降りて演奏すれば外音をチェックできます。バランスが取れているか確実に確認できるのでオススメです。


自分のバンドのリハが終わったら本番までは自由時間です。緊張してドキドキしましょう。外へ出てもいいですが、本番に遅れないようにしましょうね。そういうロックな感じはいらないです(笑)。

また、本番で使う小物類(ハーモニカ、カポタストなど)をステージに持って上がるのを忘れたら大変なのでチェックしておきましょうね。


【客入れ、本番】
ライブハウスのOPEN時間になるとお客さんが入ってきます。始まるまでは大抵の場合出演者と早くから来たお客さんとで入り交じって客席で談笑する感じです。他バンドやそのお客さんと親睦を図ってもいいですし、ただボケーっとしててもいいです。満員やそれに近い場合は席をお客さんに空けてあげましょうね。


各バンド、順番通りに演奏します。対バン(=ライブ用語で、同日に出演する他のバンドのこと)の演奏を見て、できれば盛り上がってあげましょう。あんまり仏頂面というのもアレですしね。


いよいよ自分のバンドの番です。日頃の練習の成果を発揮して…ビックリするほどこれができないです(笑)。特にライブ慣れしていないうちはエライことになります。やっちまった感を味わう事も覚悟しましょう。いいんです。それもライブです。

それに、ライブハウスはけっこうデカイ音で鳴らしますから多少の演奏のアラは目立ちません。緊張でうまくできなかったと思っても、本人たちが思うほどひどい聴こえ方はしていないものです。


【終了後】
自分たちの番が終わったら、後の番のバンドを見て盛り上がってあげましょう。全ての日程が終わったら、気に入った対バンがあれば交流を持つと輪が広がって良いです。今後またご一緒する事もあるかもしれませんしね。

晴れ舞台が終わったら、打ち上げで大いに盛り上がったり落ち込んだりしましょうね。対バンやお客さんも一緒に打ち上がってみるのもまた一興です。




「ブッキングライブ」へ進む
サイトトップへ戻る


トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする

*

※スマホ閲覧の方は、一番下のモバイルテーマをタップするとPC/モバイル表示の切り替えができます。




・ メニュー ・
■サイトトップ
■管理者プロフィール
■お問い合わせ
■リンク
■バンド活動日記
■バンド用語辞典
■バンドお役立ち情報
■全記事一覧


・ コンテンツメニュー ・
▼まずは一人で演奏
好きな音楽をやってみたい!
この楽器をやりたい!
必要なものを揃える
ボーカルの人が用意するもの
ドラムの人が用意するもの
ベースの人が用意するもの
ギターの人が用意するもの
おすすめキーボード
バンドで使える特殊楽器
ライブin自分ち

▼バンドを組む方法
どんなバンドを組みたい?
メンバー募集をする
バンドがなかなか決まらない
メンバー探し(番外編)

▼バンド練習の進め方
貸しスタジオのシステム
貸しスタジオでの注意点
スタジオセッティング
いよいよバンド演奏!
楽曲のコピー
レパートリーを増やす
練習を充実させる
メンバー間の連絡
簡易譜面の作成

▼ライブに出る
ライブの一日の流れ
ブッキングライブ
企画ライブ
安くライブに出る方法
変わり種ライブ

▼自前レコーディング
自前でCDづくり
ドラムの録音
ベース、ギターなどの録音
ボーカルの録音
CDの完成!





8チャンネル同時録音、16トラック、PCのオーディオインターフェースとしても使えます。信じられないくらいの低価格です。


とにかく使いやすい!足を乗せるとスイッチON、離すとスイッチOFFの自動ON/OFF機能、音質調整も可能。光学式なのでノイズの心配もないワウペダルです。【 試聴 】


人気のレスポールタイプのエントリーモデル。

希望する職種