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楽曲のコピー

今回は楽曲のコピーのお話です。耳コピー、譜面を見てのコピー、やり方は色々ですがコピーバンドの場合、曲のコピーやカバーというのはスタジオワークの中心となりますし、コピーバンドではなくてもカバー曲を演奏する機会もあるでしょう。

コピーやカバーをするにあたっては、中級者以上になれば聞いたままやるだけなんですが、初心者レベルではなかなか大変です。今回はいくつかのやり方を紹介しますのでぜひ参考にしてください。


【バンド・スコアを利用する】
バンド・スコア(バンド演奏用の楽譜)を利用するというのが一番簡単です。ある程度メジャーなアーティストの場合は市販のバンド・スコアの入手も容易です。お店で買う場合は書店よりも楽器店の方が品揃えが豊富です。それよりもネットで買う方が楽ですね。いい時代になったものです。



楽譜が読めない?いやいやご安心を。私も読めないです。バンド・スコアはバンド用ですから、五線譜の他にTAB譜という別の楽譜が印刷されているんです。

※TAB譜のサンプル

これはギターのTAB譜で、五線譜ならぬ六線譜です。ギターの弦は6本なので六線譜です。ベース用は四線譜でです。対応した弦に書かれたフレットを押さえて弾くという意味です。

ドラム用は音符の代わりにそれぞれのタイコ(バスドラム、スネアドラム、ハイハットなど)に対応した音符風記号が書かれていて直感的にわかりやすくなっています。

やりたい曲のバンド・スコアを入手しメンバーで共有して予習すれば、それなりに演奏できちゃいます。初心者の段階ではまずそれでOKです。

しかし、バンド・スコアの利用は初心者レベルでの楽曲コピー(カバー)への取っ掛かりという位置づけと考えてください。

というのは、バンド・スコアはあくまで筆者の採譜によるもので必ずしも正しいとは限りません。というか、けっこう間違ってる事が多いです。また、ギターの押さえ方や運指なども首を捻ってしまうようなTAB譜もよく見かけます。

バンド・スコアの使用に慣れてきたら、スコアを参考に自分の演奏しやすいやり方を模索するよう工夫してみてください。たとえば、ギターがスコアにはハイコードで書いてあるけど、自分のバンドの編成ではローコードで弾いた方がしっくり来る…など。

スコア通り演奏してみたけどどうもシックリいかない…と思ったらスコア上の記載にこだわらずに自分たちなりに違った形で演奏してみましょう。完全コピーがコンセプトのバンド以外では、かたくなにスコアにこだわる必要は全くないです。

※余談ですが、再結成前のユニコーンのバンド・スコアは本人たちが書いたものが市販されていました。それなら安心…というか完璧に本物通りですね。


【歌本サイトを利用】
「ライブin自分ち」の項で説明したサイトを利用してコード進行を調べます。

※日本の曲のコード進行が多数掲載のサイト
http://music.j-total.net/
※その他の曲は「曲名 歌詞 コード」「曲名(英語 lyrics chord」で検索

これをメモってアンチョコを作り、構成やコード進行、歌詞をチェックします。それだけの情報で演奏しますから、コードを調べる手間を省略しつつアレンジ力が身につくのでなかなかオススメの方法ですね。スコアを見ての演奏よりも絶対上達します。

バンド・スコアよりも数多く手に入れる事が容易というメリットを活かして、やりたい曲のアンチョコをどんどん作りましょう。最初はそのアンチョコを見ながら練習でもいいです。


【耳コピーをする】
ある程度慣れたらスコアや歌本サイトは必要なくなります(歌本サイトは横着するときに使う事もあるでしょうが…)。自分たちの耳で聴き取って、自前でアンチョコを作るor聴き取りながら覚えちゃいましょう。

ドラムや歌の耳コピーは問題ないでしょう。コード進行を聴き取るコツは、ベースの音を聴く事です。分数コードでない限り例えばベースがCの音だったらルート音C、という事はコードはC系のコードという事になります。

※ルート音の解説サイト
http://www.geocities.jp/sudo1974acog/newpage10.html

分数コードの場合など、ベースを聴いてもコードが取れないという場合は地道に聴こえてくる音をひとつひとつ根気よく聴きとってゆきましょう。

ちょっとややこしいコードの場合、正しいコード(原曲演奏者の意図するコード)にはたどり着けないかもしれませんが、鳴らしていい音、いけない音をつかんで自分たちなりの解釈で暫定的にコードを決定してしまって構いません。

例えば、ちょっと専門的(?)な話になりますがDM7onC#(Dメジャーセブンス・オン・C#)のところをF#mで弾いたとしても構成音は同じなので演奏してみて響きに違和感がなければOKというような事です。(チンプンカンプンな人は今はスルーしてください。)


コピー(カバー)のやり方はこのように色々ですが、いいコピー(カバー)をしてください。どういう事かというと、他人の曲を演奏するにしても自分たちの味を出す事を意識してくださいという事です。コピーだけで精一杯だよ!というバンドも、この事は心の片隅でいいので置いておきましょう。


せっかくなので、いいカバーの例を示しますのでぜひ参考にしてください。

Rock and Roll Music (Chuck Berry) 原曲
http://youtu.be/OYl-Aqyneu4

Rock and Roll Music (The Beatles) カバー
http://youtu.be/decyOgkTC_E

Rock and Roll Music (Backbeat Band) カバー
http://youtu.be/57r-m4Idj3Q

チャック・ベリーの曲をビートルズは強烈なビート感を全面に出してとてもいいカバーをしました。いかにも黒っぽい原曲を、物凄い疾走感で自分たちのものにして新しい切り口を見せています。

バックビート・バンドは黎明期のビートルズを描いた映画の音楽を担当したバンドですが、ドイツでのドサ回り生活中でまともな音源の残っていない頃のビートルズはきっとこんな感じのサウンドであっただろう…というコンセプトと思われます。こちらも素晴らしいカバーです。


そしてももうひとつ、ビートルズやバックビート・バンドを聴いて思う事は、原曲やそのアーティストに対する愛情の深さですね。愛すればこその名カバーです。皆さんに当てはめると、好きで好きでたまらない曲を選んで演奏すると良い演奏になるんだぞ!という事です。




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