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アンサンブルのお話~あくまでバンドは皆の音作り

アンサンブルの意味って?アンサンブルって何なの?というところから始めてみます。普段あえて「アンサンブル」っていう用語はいちいち使いませんけど、”アンサンブル精神”(?)を持つ事はバンド演奏に最も大切な事です。今回はちょっとマジ話でお送りしますよ。


アンサンブルっていうのは一番簡単に言うと「合奏」のことですね。一人じゃなくて二人以上で演奏すること。転じて、「息を合わせること」「合奏の中での自分の役割を過不足なくこなすこと」みたいな意味で使われますね。このサイトでは再三再四に渡って書いていますが、皆の音をよく聴くことが大切です。これは演奏の上手い下手とは関係なく、その心意気のあるなしが演奏の良し悪しと言っても過言ではありません。


初心者バンドなどで自分の演奏に必死でついつい夢中になってしまうという場合もあるでしょうが、中級者以上の演奏者でもそういう癖が抜けていない人が散見されます。これはむしろ初心者の頃からの心がけ・習慣付けによるものだと思いますので、初心者で演奏技術が低い人でもアンサンブルに優れた人はいますね。


私の持論としてバンド演奏、殊にロックやポップスのバンド演奏に大切なのはこの2つです。

1)他のメンバーとのリズムの息を合わせる事
2)歌を邪魔しない事


まずはリズムの息を合わせる事についてですが、1個1個の音を合わせて行くという意識よりももっと大きいノリで息を合わせる意識を持つ方がベターです。その方が実践的な上に楽です。言葉で表すのは難しい部分もありますが、「今演奏している部分の次のパーツの頭を合わせる」って感じですかね。1,2,3,4,5,6,7,8,1,2,3,4,5,6,7,8の太字の1を合わせるというか。伝わってますか?(笑)間が多少ズレようが(ズレないに越したことはないですが)、ブロックブロックの頭がビシっと決まっていればカッコ良くなりますよ。


それから、作曲者の意図を汲むという事も大切ですね。コピー曲であれば原曲作曲者、カバーであればアレンジした人、オリジナルであればバンドの中に作曲者がいるので意図はわかりやすいですね。あまり難しく考える必要は必ずしもありませんが、「この部分はグワーっと勢いで」「ここは落とし気味で」「ここはハネを意識」とかそういう感覚・認識をメンバー全員で共有すること、これがキモです。


ウチのバンドはオリジナルバンドですから、例えば私が作った曲のある部分の意図がメンバーに伝わりづらい場合は、そのノリに近い曲をプロの音源から探して、スタジオの中ならばiPodから引っ張り出して皆に聴かせ、メールなどで連絡する場合はYoutubeで音源を探してメンバーにURLを伝えて「こんな感じだよ」という方法を取っています。逆に他のメンバーが作った曲でいまいちピンと来ない場合は「例えば誰の何て曲っぽい感じ?」と聞いたりします。


ただ、一緒にバンドをやるくらいですからそうするまでもなくスグにピンと来る場合も多いです。この辺は色々たくさん音楽を聴きまくって引き出しを増やすといいです。という事は逆に言えばバンド活動を続けていくと今まで自分が聴いてこなかった色んな音楽に触れる機会が増えて、引き出しが増えていくという事もありますね。


と、このようなリズムに関してメンバー感で意図・意識を共通にして演奏する事を短い言葉で表すとノリを合わせるという事になります。音楽以外のシーンでの仲のいい友だち同士やグループ間の”ノリ”と似た感覚ですね。ひとつのバンドを長く続けると、わざわざ言わなくてもノリが互いに理解できるようになってきます。こればっかりは練習の数をこなすしかないですね。そしてそれはバンドの醍醐味です。


次に、こちらも大事なので声を大にして言いたい事なのですが歌を邪魔しないようにするという事です。ロック、ポップスでは特に、バンド演奏は歌の伴奏なんです。今更当たり前ですけど。


特にギターやキーボードなど”上物(うわもの)”を演奏するパートの場合は「俺が俺が」で出すぎたマネをしてしまって歌の邪魔になってしまう場合がありがちです。これは本末転倒です。音を出さない事が自分の役割という場合だって当然あります。たとえどんなに上手く演奏しても、難しくて高度なフレーズを奏でたとしても、歌の邪魔をしてしまったらとても残念な事になってしまいます。これは、消極的になれとか歌以外は引っ込んでろという意味ではありませんよ。魅力的なバンドは出る・引くを心得ているという事が言いたいんです。


これは楽器の音量の調整だったり、フレーズだったり色々なところで出る・引くを意識しながら演奏する事がキモです。基本理念はあくまで歌の伴奏をするんだという事です。よく聴くとけっこう派手だったり凝った演奏をしているのに、歌がしっかり活かされているバンドを聴くと、高度なアンサンブルだなと感じます。わかりやすい例としてJUDY AND MARYなんかはそういう点ではすごくいいバンドですね。具体的にはものすごいギターのフレーズの連発なんですが、完全に歌が活かされています。言葉で言ってしまうと陳腐でイヤんなっちゃいますけど(笑)。


ちょっと小難しい話になっちゃった感じで、初心者の人は「そんな難しいこと無理!」と思う人もいるかもしれません。しかし、「皆の演奏をよく聴く」「ノリをメンバーで共有する」「歌を邪魔しない」という意識だけでかなりいい演奏になります。たとえ演奏力がまだまだでも、バンドで奏でられる音というのは生きてますからそういう気持ちの動きは必ず音に反映されます


まず第一歩は意識だけです。それプラス練習の場数をこなす事でどんどん演奏は楽しくなるし、聴く人への伝わり方も変わってきます(=グルーヴ感を味わい、それが伝わる)。これがバンド活動の醍醐味です。




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